株主・投資家の皆様には、平素より格別のご支援ならびにご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
JIAグループは、「金融を通じて社会に貢献する企業でありつづける」を経営理念として、主力４事業（オペレーティング・リース事業、環境エネルギー事業、不動産事業、プライベート・エクイティ投資事業）を中心に企業価値向上に努めております。
2024年は過去最高益を計上し、さらに中期３か年計画の初年度計画を大幅に超過する好業績をあげることができました。コロナ禍を経て復活した航空会社のリース需要や、全国の中堅・中小企業の日本型オペレーティング・リース商品の需要が旺盛であり、全体の業績を牽引しました。一方で中期３か年成長戦略の一つである、不動産小口化事業基盤の整備にも取組みました。
2025年は中期３か年計画２年目として、成長戦略を軌道に乗せ、2026年の大きな飛躍につなげる重要な年です。 以下３点を重点戦略項目として取組んでまいります。 （１） オペレーティング・リース事業の多様化 （２） 不動産事業の拡大 （３） 事業ポートフォリオ拡充 これらの取組みにより、総合金融ソリューション企業として、顧客満足度の向上と企業価値増大を目指してまいります。
最後に、2024年は、多くの株主様に「ライツ・オファリング」という増資スキームにお応えいただき、約103億円の自己資本を増強することができました。これにより、積極的な戦略遂行が可能になりました。心より感謝申し上げます。 つきましては、2024年の好業績も踏まえ、2025年より配当方針を見直すことといたしました。従来は配当性向20％を目安としておりましたが、2025年より配当性向50％以上を目指す方針に変更いたしました。これまで以上に株主・投資家の皆様のご期待に応えられるよう、企業価値向上に努めてまいります。 引き続き皆様のご支援とご指導をよろしくお願い申し上げます。